一瞬で溶けました~ – 2019/01/03 フラッシュクラッシュ –
古い過去の投資の失敗談を書き連ねていましたが、直近のトレードの失敗のインパクトが大きかったのでそちらの話題を・・・
年末年始大きな話題になった株価の乱高下の裏で、為替も異常な動きを見せて来ました。そして、忘れもしない正月明けの2019/01/03未明、フラッシュクラッシュ(一瞬のうちに相場が急落すること)が起きました。
・・・はい、そうです。海外FXの自動売買が一瞬で溶けました!ショックを引きずって来てここまで来ましたが、払拭のため、向学・振り返りのためにログすることにしました。
「フラッシュクラッシュ」で検索すると、以下のようなのが出て来ます。額はいろいろだと思いますが、もう、笑うしかない状況でした。
http://www.ikedahayato.com/20190103/77995137.html
経緯としては、ちょうど前の記事を書いた12月10日前後から年末にかけての3週間ぐらいでUSDJPY が約3円の幅でどんどん下がって行き、ロング(買い)ポジションの含み損がどんどん膨らんで行きました。この下がり方もかなり異常でした。資金を溶かさないために、早いうちの損切りが出来ればよかったのですが、余りの急な変化にそれがやりにくくなり、追加資金を投入するのを繰り返すことになってしまっていました。実に、元々投じていた資金の3倍ぐらい!(いくらかは伏せておきますw)
まあただ、「さすがに下がり過ぎだろう」と思っていて、元に戻ることを前提に一時的に資金を投入している「つもり」でした・・・そして、私と同じような状況の人がたくさんいたのは間違いありません。ただ、後に書きますが、この時点で心理的にアウトだったと思います。
そして、相場ですので、ショート(売り)のポジションを狙い持つ逆の立場の人達も当然いたわけです。つまり、そういった投機筋に、 日本勢の正月休みを狙われた という感じですね。
http://zai.diamond.jp/articles/-/307161
もうその下がり様といったら・・・ただでさえ3週間弱で3円も下がっているところへ、数分のうちに4円弱の下落が襲ったのです。朝起きて、グラフを見て「?!!!」残高を見ると見事にロスカット!w
約3週間で7円ぐらいの変化。これ、ほんとに数十年に1回あるかないか、みたいな相場かと思います。システム・トレードが定着し、テクニカルな仕掛けでこれだけの相場の動きを作り出せてしまう怖さを思い知らされました・・・
https://toyokeizai.net/articles/-/258435
過去にも、
株を紙くずにしたり 、ハイレバレッジ系だと先物取引系で借金の山をつくったり、という経験をしているので(また別なログとして書きますw)、それを思い出したりしたわけですが、実は FXは 今年の3月に始めたので経験が浅く、いろいろ学びや反省をすることになりました。(実は最初の10万円ぐらいをあっという間に溶かしたのですが、その後とんとん拍子に増えて行ったため、学びになっていなかったのです。)
まず、海外FXは、国内と違って追証などが発生しないので、株と一緒で、投じたお金が無くなるだけで、その点、心理的に楽でした。
ただ、12月の相場で、反転の想定で結構資金を淡々と突っ込み、そこが致命傷となりました。振り返ると、そもそもの話、元の資金が倍ぐらいになった時点で、原資を抜いておくと言うシンプルな資金管理が出来ていなかったのが猛省点でした。元本を抜いておけば、極端な話、残ったお金に対する執着が減っていたはず。
つまり結果として、思い切った損切りや、溶けてもいいやと言う心理で、トレード出来ず、自身、淡々としていたつもりで投じたお金の守りに入ってしまっていたと思います。
結局、トレードは心理的な余裕があるか否かであるという、ベーシックなところを学ぶことになりました。
資金を再投入し、別な自動売買ロジックで再チャレンジしています!
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